着床障害
着床障害と言うのは、受精卵が子宮内になんらかの原因があって受精卵が着床しない状態のことを言います。
また、現在では医療技術も格段に進み、様々な不妊症の研究が進んでいます。
しかし、女性の妊娠の仕組みの中で、この着床に関するメカニズムだけは未だに解明できておらず、神秘のベールに包まれています。
そのため、体外受精などで受精卵を得られる確立は高いものがありますが、その後、着床障害が起こってしまうと、妊娠する確立が下がってしまいます。
着床障害の原因にはいくつかありますが、まず1番の理由には「子宮内膜の状態が悪い」ということが言えます。子宮内膜には着床のために適した「厚さ」と「状態」があります。
子宮内膜はエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の作用によって、月経開始から肥厚されていきます。そして妊娠が成立しないと月経(生理)となってきれいに剥がされるのです。
しかしホルモンの分泌、とくに黄体ホルモンの分泌が十分でないと、子宮内膜の厚さが着床するために足りなくなってしまうのです。具体的には子宮内膜の厚さが「6ミリ以下」では妊娠の継続が難しく、着床障害、あるいは黄体機能不全と診断されるでしょう。
着床障害のセルフケアではホルモンバランスを崩さないことが何より大切です。
暴飲暴食、喫煙、睡眠不足、運動不足、極度なストレスなどには注意が必要になるでしょう。
ザクロやマカ、葉酸、グレープフルーツ、豆乳などがいいとされますが、はっきりとした効果があるわけではありません。
黄体機能不全
排卵後のホルモンのひとつに、プロゲステロンという黄体ホルモンがあります。これは子宮内膜を妊娠に適した状態にする働きがあり、排卵前に比べると30倍近く分泌されます。しかし、黄体機能不全などによりホルモンの分泌やバランスなどが原因で、子宮内膜が厚くならない (妊娠の準備ができない) 場合があります。そうなると、受精卵が着床しづらい着床障害となり、なかなか妊娠できないケースがでてきます。
〈黄体機能不全の治療〉
妊娠を望む場合に行われる治療としては、中枢機能に異状があって排卵が正しく起こっていない状態には排卵誘発療法が行われます。
また、黄体ホルモンが不足している場合には、黄体期に黄体ホルモンを投与して補充する場合もあります。
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